このページでは当院で行う矯正治療に関するよくある質問にお答えしています。
このほかにも、ご質問やご相談がございましたらメールでお寄せください。
なお、診断が必要となる個々の症例に関するご質問などにはメールで回答できない場合があります。
その場合はお気軽にお電話ください。
Q. 矯正治療は痛いの?
A.
矯正治療は骨に生えている歯を動かします。したがって、治療後3~4日は歯が動くための反応によって、噛みしめた時にズーンとした鈍痛が出てきます。痛みそのものを心配する必要はございません。
Q. 違和感はあるの?
A.
矯正治療では歯に装置を付けます。付けた当初は違和感を感じ、食事、発音がしにくいことがあります。しかしこのような違和感は1週間もすれば慣れてきますので、心配はいりません。
Q. 装置は目立つの?
A.
一期では主に床装置、ブラケットは金属製、硬質プラスティック、ジルコニアセラミックの3種類があります。
またワイヤーもシルバーだけでなく目立ちにくいゴールドワイヤーや、白いワイヤーがあります。
最近は歯に装置を付けていることを恥ずかしいと感じる時代ではありません。むしろ、装置をカラフルにして楽しむ時代になっています。
また、全く目立たない裏から取り付ける装置もあります。
装置の種類はこちらをご覧ください。
Q. どのくらいの間隔で通院するの?
A.
初診のあと資料採得はお時間があればその日でもできます。その後、資料を分析し、1週間から10日後に診断書をお渡しします。
当院での治療にご納得いただけましたら、その日にできる必要な準備をします。
その後は1~2週間後にご来院いただき、数回に分けて装置を付けていきます。
装置が付いた後は3~4週間に1度の調整になります。
Q. 期間はどのくらいかかるの?
A.
動的治療の一期治療(前歯の治療)は平均1~1年半くらいです。その後、永久歯が生え揃うまで保定をします。
必要であれば、二期治療(全体的な治療)になります。歯を抜かない場合、平均1~1年半くらい、歯を抜いて治療が必要な場合は平均2~2年半くらいです。
永久歯が生え揃っている主に中学生以上の方の場合は、成人治療になります。
歯並び、咬み合わせが正常な状態まで改善されたら、歯を動かす治療はこれで終了となります。
しかし、これで矯正治療そのものが完了とはなりません。
あごの骨の中にしっかりと生えていた歯を動かしてきたわけですから、動かし終わった直後の周りの骨はまだしっかりと固まった状態ではありません。そのため、歯の周りの骨が固くなるまで歯が動かないように支えておくことが必要です。
この処置を保定といいます。歯を動かしてきた矯正装置をはずし、取り外しができる簡単な装置を使用します。
保定の期間は3年以上ですが、ご来院は3~5ヶ月ごととなります。